

Avenir Cup
育成型自転車競技シリーズ戦

Avenir Cup
育成型自転車競技シリーズ戦
Conceptアヴニールカップの理念
「Avenir」(アヴニール)は、フランス語で「未来」を意味している言葉です。遠い未来を「futur」というのに対して、「avenir」には近い未来のニュアンスが込まれています。
自転車業界では、U23カテゴリー限定のツール・ド・フランスを「Tour de l’Avenir」(未来のツール)として馴染み深い言葉です。
オリンピック歴代史上最難関と言われる自転車ロードレースが富士山の麓で開催され、世界中の注目を浴びている一方、世界最高峰の自転車大会「ツール・ド・フランス」を完走した日本人選手は別府史之(37才)、新城幸也(36才)のヴェテラン選手2名のみで、二人ともフランスでの活動を経てプロ契約を勝ち取った経緯があります。
彼らを超える若手選手が生まれ、いつか「マヨジョーヌ」の袖に腕を通す日が来るには、フランスを参考にした育成仕組みを日本でも整える必要がありますが、山梨県、富士山の周辺には最高の環境があります。
年間を通じて、若手が世界基準に沿って同世代の選手と切磋琢磨できる環境づくりと共に、経済波及効果をもたらすシリーズ戦として引き上げ、次世代の飛躍につなげることが「Avenir Cup」の使命です。
Objectivesアヴニールカップの目標
- 自然が豊富でサイクルスポーツの普及に適している山梨県を中心とした選手に成長できる競技環境の提供
- 山梨県、富士山地域で自転車に対する理解/関心の向上
- 同世代の選手と競争できる機会を増やすことで、選手は自分のレベルを明確に把握できるとともに、指導者は才能のある選手をスカウトできることを目指しています。
- 同会場で子供からトップ選手まで幅の広いフォーマットを導入することで、トップ選手の走りを身近で観戦でき、子供に明確な目標を与えること
- トップチームが地元で活躍できる場を設けることで、観戦できる機会を増やし、トップチームの知名度を高めること
- 2031年に山梨県で開催される「かいじ国体」で活躍できる選手の輩出
5 Years Project5年後を見据えた長期計画
Phase 1 2021第1フェース
- シリーズ主催者の継続可能な運営体制を構築
- 採算性が取れるイベント開催の定着
- 基盤となる客層の獲得
年間大会数
合計4~5戦
うち
トラック4~5戦
Phase 2 2022~2023第2フェース
- クリテリウム戦の導入、増加
- 山梨県選手権ロードレース大会を実施
- 専門スタッフの就任
年間大会数
合計5~7戦
うち
トラック3~4戦
クリテリウム1~2戦
Phase 3 2024~2025第3フェース
- ロード戦(公道ロードレース)の導入
- 山梨県内外の他組織又は行政主催大会の導入
- トップカテゴリーの振興化
年間大会数
合計7~10戦
うち
トラック2~3戦
クリテリウム3~4戦
ロード3~4戦