Avenir Cup #1 Sakaigawa Round – Report

Avenir Cup

育成型自転車競技シリーズ戦

Round 1 – Sakaigawa #1

境川大会#1 ー トラック戦

4月17日(土)は合同会社アヴニールサイクリングと山梨県自転車競技連盟が共催で行う「アヴニールカップ」の第1戦が境川競自転車技場で開催されました!初年度となる2021年シーズンは、前半ではトラック戦が3戦、そして後半はクリテリウム戦が2戦の合計5戦で行われ、今回の境川ラウンドでは各カテゴリーの初代リーダーが決まる記念すべき開幕戦でした。トラック戦はバンクをロードバイクで走行する形で、午前にスプリント、そして午後にスクラッチの2種目を含み、各年代の勝者にそれぞれ20ポイントが贈られます。

写真 ©大森美紀

スプリント

U9/U11/U13

最初に行われたのは、U9からU13までの子供たちのスプリント。1対1の予選を制した鷹取礼選手、富樫悠太郎選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)、綱嶋凛々音選手、田切琉聖選手(ボンシャンス)、そして南翔太選手(TCKR)の5名が決勝に進んだ。決勝は、ラスト1周に先頭で入るのは南翔太選手ですが、バックストレートで鷹取選手がリードを奪い、ホームストレートでは更に富樫選手が並んできます。結局、この2選手がほとんど同じ位置でゴールラインを通過し、写真判定では富樫選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)がタイヤー分ぐらいの僅差で先着することが判明!3位は南選手(TCKR)が入りますが、富樫選手はU11のため、U13の首位に浮上するのが鷹取礼選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)。準決勝は三上将醐選手(CORAGGIO KAWANISHI U19)が制し、6位を獲得。

1位 20 富樫 悠太郎 Avenir Yamanashi Yamanakako U11
2位 24 鷹取 礼 Avenir Yamanashi Yamanakako U13 20
3位 25 南 翔大 TCKR U13 12

U15/U17

U15とU17カテゴリーでは、高橋翔選手(Cycleclub 3UP)、望月蓮選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)、そして渡邊太智選手(Passer 1850)が決勝に上がり、この3名の戦いになる。序盤からU17でシクロクロス種目の現役全日本チャンピオンでもある高橋翔選手が先頭でペースを刻み、最終周回で望月蓮選手がスプリントを開始しクランクあたりまで上がりますが高橋選手が踏み切り、先頭でゴールラインを通過。3位の渡邊選手がU15カテゴリーのため、U15ランキングの首位に立ち、U17は高橋翔選手が暫定1位を獲得。準決勝は塩澤武留選手が制し、4位に入る。

1位 34 高橋 翔 Cycleclub 3UP. U17 20
2位 30 望月 蓮 Avenir Yamanashi Yamanakako U17 12
3位 27 渡邊太智 Passer 1850 U15 20

U19/Elite

メインカテゴリーのU19/Eliteには16名の選手が参加し、予選は3人で行われるため、決勝も3組。注目されていたAvenir Yamanashi Yamanakakoの岩田聖矢選手と水野恭兵選手は驚きの予選落ちで、決勝に進むのは片山義翔選手(甲府工業高校)、矢光孝輔選手、飯島隼也選手(笛吹高校)、大橋淳之介選手(甲府工業高校)、そして深澤夏樹選手(Springwind230)の5名。決勝では、スクラッチ種目のインターハイチャンピオンに輝いた甲府工業高校のOBでもある矢光孝輔選手を後輩の片山義翔選手が差し切り、エリートの選手を制して優勝を飾る。3位は笛吹高校の飯島集也選手、そして6位争いの準決勝を制するのは倉澤公弘選手(Forzi:k山梨)。

スクラッチ

U9/U11

お昼には各カテゴリーのスプリントの表彰式を行い、そして午後からはいよいよロードレースをメインに活動している選手が待ち望んでいたスクラッチ種目を開催。U9とU11カテゴリーのレースが始まった途端に雨が強まり、ハードなコンディションの中10周回で競い合うことに。藤本音羽選手が序盤からペースを作り、終盤まで集団を引っ張っていく。残り2周になると、先頭から一気にペースを上げていきますが、そこに富樫選手、そして綱嶋選手がしっかりとチェックに入り、富樫、綱嶋、藤本の順で最終周回に突入する。残り150mあたりに富樫選手が先頭からスプリントを開始し、一旦綱嶋選手が前輪まで上がって並んでくるが、富樫選手が抑え切り優勝。3位争いは失速した藤本選手を田切選手がギリギリ交わし、表彰台を獲得。

1位 20 富樫 悠太郎 Avenir Yamanashi Yamanakako U11
2位 22 綱嶋 凛々音 ボンシャンス U13 F
3位 19 田切 琉聖 ボンシャンス U11

U13

U13カテゴリーのスクラッチは15周回で行われた。序盤から綺麗に先頭交代を繰り返し、若干のペースアップに耐え切れなかった高村拓豊選手が中盤で脱落し、暫く10m程度の差を保つことに成功するもちょっとずつ失速し離されていく。午前スプリントの予選で落ちてしまい悔しい思いをした三上将醐選手(CORAGGIO KAWANISHI U19)がリベンジを図り、先頭で最終周回に突入。しかしスプリントの決勝と同じタイミングで加速した鷹取礼選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)は今回、先頭の選手を刺し切り、見事に優勝を飾り、U13カテゴリー初代のマヨジョーヌを獲得する結果に。3位は南翔太選手(TCKR)。

1位 24 鷹取 礼 Avenir Yamanashi Yamanakako U13 20
2位 26 三上 将醐 CORAGGIO KAWANISHI U-19 U13 12
3位 25 南 翔大 TCKR U13 8

U15/U17

U15とU17カテゴリーは出走人数が少ないため、同時出走になりましたが、その分周回数が一気に増え、全30周で行われた。いわゆるロードレースに近い内容となった。最初はきれいな先頭交代で進んだが、 U13と違い高橋翔選手(Cycleclub 3UP)が単独で飛び出そうと何度もアタックを繰り返す展開に。その結果、野村慧晴選手(AVENTURA VICTORIA RACING)が脱落してしまい、単独で追わざるを得ない不利な展開に。これで唯一U15カテゴリーで先頭集団に残ることができた渡邊太智選手(Passer 1850)がマヨジョーヌを確定したが、それで満足せず、上のカテゴリーの二人にしっかりと食らいついていき、時にはお見合いになることを願いカウンターも試みることも。しかし高橋選手と望月選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)がお互いを振り落とせないまま最終周回に入る。先頭で藻掻き切った高橋選手が先着し、望月蓮選手、渡邊太智選手へと続いてく。高橋翔選手がU17カテゴリーのマヨジョーヌを同時に確定させる。

1位 34 高橋 翔 Cycleclub 3UP. U17 20
2位 30 望月 蓮 Avenir Yamanashi Yamanakako U17 12
3位 27 渡邊 太智 Passer 1850 U15 20

U19

U19カテゴリーでは、午前のスプリントを制した片山義翔選手(甲府工業高校)がDNSで、総合ランキング争いもかかる熱い戦いに。地元の甲府工業高校と笛吹高校がそれぞれ4名、そしてAvenir Yamanashi Yamanakakoが小林快に加えて注目の岩田聖矢選手の2名という構図の中、各チームの戦略も重要になる争いが期待される。しかし、小林選手は序盤のアタック合戦で脱落し、岩田選手が単独になる展開となる。岩田選手が後手を踏んだら負けということをそれぞれの地元高校の選手は分かっているが、岩田選手は自分から前へ前へと展開を作っていき、角田光毅選手(甲府工業高校)と永田哲乙選手(笛吹高校)の2名と一緒に逃げることに成功。それぞれ選手を送り込んでいた甲府と笛吹の選手が迷うかのように、最初はお互いをマークしている展開で逃げがタイム差を稼ぎ、集団が協調体制を組み負い始める頃にはすでに大きな差ができている。その中で、他チームの戦略に左右されなくなった岩田聖矢選手が安定の走りで最終局面に備える。終盤では単独で飛び出すほどの余裕を見せ、見事に午前のリベンジを果たし優勝を確定させる。2位には角田光毅選手(甲府工業高校)、そして3位には永田哲乙選手(笛吹高校)が表彰台に加わるが、朝の4ポイントに20ポイントを加算させた岩田選手がマヨジョーヌを奪う結末に。

1位 40 岩田 聖矢 Avenir Yamanashi Yamanakako U19 20
2位 44 角田 光毅 甲府工業高校 U19 12
3位 35 永田 哲乙 笛吹高校 U19 8

Elite

最後に行われたのは、最高峰のエリートカテゴリー。U19とは更に10km長く、30kmで競われる。Avenir Yamanashi Yamanakakoのキャプテンを務める水野恭兵選手とボシストム選手のほか、Jプロツアーも走る山梨学院大学のエース若月隆真選手そして同大学の澤田侑児選手、スクラッチ種目の元インターハイチャンピオンの矢光孝輔選手など、様々な注目選手がスタートラインに並ぶ。若月選手は序盤から飛び出し、暫く単独でリードする若月選手に対して、先頭交代を繰り返しながら淡々とペースを刻んでいくメイン集団という構図が続く。しかし、ボシス選手(Avenir Yamanashi Yamanakako)が和を崩し、伊東選手と二人で追走をかける。そこに、チームメイトの水野選手も加わり、更に後ろの集団も合流してくるも、その間は若月選手が追い付かれ、振り出しに戻ることに。このアタック合戦の中で名取選手、谷中選手、権田選手、渡邊選手、そして矢光選手が遅れ、優勝争いから離脱する。先頭集団に2名を揃っているAvenir Yamanashi Yamanakakoの選手が交互でアタックをかけはじめ、ボシス選手が4周ほど単独で逃げ出すも捕まり、そのカウンターで水野恭兵選手が抜け出す。山梨学院大学の中では澤田侑児選手が周回遅れになってしまい、優勝争いから離脱することで若月選手が不利な状況に持ち込まれ、ボシス選手のマークをずっと受けることに。その影響で、水野選手が数秒のアドバンテージを保ちつづけるも、ボシス選手を切り離したい若月選手がアタックを繰り返し、水野選手の逃げ切りは最後まで危ぶまれる。しかしボシス選手は離されることなく、水野選手を守り切り、そして最終周回で若月選手を交わしワン・ツーフィニッシュを決める。最後まで粘り切った若月隆真選手(山梨学院大学)が3着、そして同周回でゴールできた伊東昴選手が4着へと続く。

1位 47 水野 恭兵 Avenir Yamanashi Yamanakako Elite
2位 48 トム ボシス Avenir Yamanashi Yamanakako Elite
3位 58 若月 隆真 山梨学院大学 Elite

総合リーダー

U13:鷹取 礼(Avenir Yamanashi Yamanakako)
U17:高橋 翔(Cycleclub 3UP)
U15:渡邊 太智(Passer 1850)
U19:岩田 聖矢(Avenir Yamanashi Yamanakako)
Avenir Cup #1 Sakaigawa Round – Report

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